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衒学的大駄作「蛇性の婬」台詞①

衒学的pedanticとは
よくない意味のことば



【大宅竹助】家財をわかちたりとも即人の物となさん。さりとて他の家を嗣しめんもはたうたてき事聞くらんが病しき。只なすままに生し立て、博士にもなれかし、法師にもなれかし、命の極は太郎がほだし物にてあらせん




三輪ケ崎から新宮市街


【あるじの老】こは大人の弟子の君にてます。かく賤しき所に入らせ給ふぞいと恐まりたる事。是敷きて奉らん



【大宅豊雄】しばし息るほどは何か厭ふべき。なあわただしくせそ



【白真児(県真女児/真女子)】此の軒しばし恵ませ給へ



【豊雄】此の辺にかうよろしき人の住むらんを今まで聞えぬ事はあらじを、此は都人の三つ山詣せし次に、海愛らしくここに遊ぶらん。さりとて男だつ者もつれざるぞいとはしたなる事かな


ここに入らせ給へ。雨もやがてぞ休なん



【真児】しばし宥させ給へ



【豊雄】貴なるわたりの御方とは見奉るが、三山詣やし給ふらん。峰の温泉にや出で立ち給ふらん。かうすざましき荒磯を何の見所ありて狩くらし給ふ。ここなんいにしへの人の、


くるしくもふりくる雨か三輪が崎佐野のわたりに家もあらなくに


とよめるは、まことけふのあはれなりける。此の家賤しけれどおのれが親の目かくる男なり。心ゆりて雨休給へ。そもいづ地旅の御宿りとはし給ふ。御見送りせんも却て無礼なれば、此の傘もて出で給へ(コイツ、何気にベラベラしゃべるよね?田舎の無職のくせに・・・)



【真児】いと喜しき御心を聞え給ふ。其の御思ひに乾てまゐりなん。都のものにてもあらず、此の近き所に年来住みこし侍るが、けふなんよき日とて那智に詣侍るを、暴なる雨の恐しさに、やどらせ給ふともしらでわりなくも立ちよりて侍る。ここより遠からねば、此の小休に出で侍らん



【豊雄】此の傘もていき給へ。何の便にも求なん。雨は更に休たりともなきを、さて御住ひはいづ方ぞ。是より使奉らん



【真児】新宮の辺にて県の真女児が家はと尋ね給はれ。日も暮れなん。恩恵のほどを指戴て帰りなん


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白真儿(倭國名:県真女児)

Author:白真儿(倭國名:県真女児)
漫画家・イラストレイター・編集者・翻訳家・インストラクター白真儿(BaiZhener/県真女児)の情報を拡散するのが目的のブログ。古い小説・運動などなどありけり。皆ちゃんと読むんやで!

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